木村紅美「イギリス海岸」
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木村紅美「イギリス海岸」( 『ダ・ヴィンチ』9月号)
8月号からダ・ヴィンチに5ヶ月連続で連作短編が掲載されるそうで、うっかり第1回の「福田パン」を読み忘れてしまいました。面白そうなんで図書館行ってこよう。
第2回「イギリス海岸」、ページ数が少なくて、最後に推理小説的ともいえるトリックが使われていて、ショートショートっぽいというのが一見した印象。この人の作品を味わうには短すぎる枚数ではと思いつつ目を通していたのですが、読後には特質を充分活かした作品だったなあと思えました。
内容は木村お得意の会社OLイジメもの(笑)といえましょうか。違うか。イジメられて会社を仮病で休んで故郷に帰るという筋。お父さんは賢治にあこがれて定年後岩手に移住したとか、むかし彼氏と組んでたバンドの名前が「春と修羅」とか、ウケてしまいました。そして最後のトリックにはうーんと唸りました。これ、書いちゃったら面白くないんで実際に読んでみて下さい。
旅って、故郷って、何なんだろうなあって思う。移動する必要はあるのだろうかとか、どこに帰ったら故郷なんだろうかとか。そんな気持ちをクールに鮮やかに切り取ってくれた掌編でした。
なお「福田パン」については次のブログが面白かったので紹介:
高円寺心中(木村紅美「福田パン」ダ・ヴィンチ8月)
http://bungeishi.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_e65e.html
木村作品をよく読みこんで質の高い評論を書いていらっしゃいます。
8月号からダ・ヴィンチに5ヶ月連続で連作短編が掲載されるそうで、うっかり第1回の「福田パン」を読み忘れてしまいました。面白そうなんで図書館行ってこよう。
第2回「イギリス海岸」、ページ数が少なくて、最後に推理小説的ともいえるトリックが使われていて、ショートショートっぽいというのが一見した印象。この人の作品を味わうには短すぎる枚数ではと思いつつ目を通していたのですが、読後には特質を充分活かした作品だったなあと思えました。
内容は木村お得意の会社OLイジメもの(笑)といえましょうか。違うか。イジメられて会社を仮病で休んで故郷に帰るという筋。お父さんは賢治にあこがれて定年後岩手に移住したとか、むかし彼氏と組んでたバンドの名前が「春と修羅」とか、ウケてしまいました。そして最後のトリックにはうーんと唸りました。これ、書いちゃったら面白くないんで実際に読んでみて下さい。
旅って、故郷って、何なんだろうなあって思う。移動する必要はあるのだろうかとか、どこに帰ったら故郷なんだろうかとか。そんな気持ちをクールに鮮やかに切り取ってくれた掌編でした。
なお「福田パン」については次のブログが面白かったので紹介:
高円寺心中(木村紅美「福田パン」ダ・ヴィンチ8月)
http://bungeishi.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_e65e.html
木村作品をよく読みこんで質の高い評論を書いていらっしゃいます。
- [2007/08/17 12:29]
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コメント
トラックバックいただきましてどうもありがとうございました。「福田パン」のレビューはちょっと反省してマジメに書いたものだったのでよかったです。まあマジメにやってもあんな調子なんですけどね。チェットベイカーと云えばワタシ、チェットベイカーシングスていうCDしか持ってませんね。50年代ジャズと言えば「真夏の夜のジャズ」という映画を昔、今は亡きシネマアルゴ梅田で観ました。こんなムチャクチャ暑い夏こそジャズかも知れませんね。それではお体に気をつけて。失礼しま〜す。
あ、kenzeeさん、ようこそおいでくださいました。マジメなレビューもそうじゃないやつも面白いですよ!
なんと関西(出身?)の方でしたか。これからもよろしくお願いしマス。
なんと関西(出身?)の方でしたか。これからもよろしくお願いしマス。
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